代表的なGIAのダイヤモンド鑑定書の見方を詳しく解説します。

01

SHAPE & CUT(形およびカット)

研磨されたダイヤモンドの外形とファセット配列を記載します。

02

MEASUREMENT(寸法)

ガードル直径の最小と最大寸法、テーブルからキューレットまでの深さの寸法をダイアメンション装置で測定し、100分の1ミリ単位で表示します。

03

CARAT WEIGHT(重量)

常に正確なデジタル電子重量計で、1カラットの1000分の1まで測定し、表示します。 ※0.2g(200mg)=1カラット

04

COLOR GRADE(カラーグレード)

GIAマスターストーンを使用し、検査するダイヤモンドの色の濃さを判断し、カラーグレードとして表示します。

05

CLARITY GRADE(クラリティグレード)

内部/表面の特徴の大きさ、性質、数、位置、反射、色などを考慮し、10倍の拡大により、クラリティグレードは決定されます。

06

CUT GRADE(カットグレード)

プロポーション要素をGIAデータベースで照合し、目視評価要素を経てExcellent、VeryGood、Good、Fair、Poorの各グレードに決定されます。

07

FLUORESCENCE(蛍光性)

ダイヤモンドは長波紫外線下で発光することがあります。 この発光時の色及び強さを蛍光マスターストーンと比較して決定し記載します。

08

レポート番号

レポート番号

09

PROPORTION(プロポーション)

ダイヤモンドに施された面(ファセット)の角度や比率をGIA基準により記載します。

10

COMMENTS/REMARKS (その他/備考欄)

レポート内の記載以外のダイヤモンドの特徴やその他の情報をコメントします。

11

PLOT(プロット)

内包物を表します。石の表面に限られた特徴は緑インクで、石の内部又は表面から内部に入っている特徴は赤インクで、カッターにより必要外につけられたファセット(面)は黒インクで、図示します。